「笑点」女性初出演。今注目の女性落語家・蝶花楼桃花とは【インタビューまとめ】
5.実は「大人AKB」の補欠だった! 女優志望から落語家に転身した真打・蝶花楼桃花
今注目の女性落語家のひとりとして、多くの人々から期待を集めている蝶花楼桃花(ちょうかろう ももか)。しかし、幼少期の時分に目指していたのは、落語家ではなく“ミュージカル女優”だったという。 「きっかけは、幼稚園に移動ミュージカルが巡演に来たことでした。役者さんたちの演技が幼心に響いたのか、いつしかミュージカルの虜になっていて、家に帰るなり『将来はミュージカル女優になる!』と言っていたそうです。 また、近所に宝塚ファンのおばちゃんが住んでいて。ある日、宝塚歌劇のビデオを見せてもらったんです。以来、小学校低学年なのに、宝塚の世界にどっぷりハマって(笑)。親の手伝いをしてお小遣いを貯めては、日比谷の宝塚劇場にミュージカルを見に行っていました」 高校生になっても宝塚への熱が冷めることはなかったという蝶花楼桃花。周囲の女友達が男性アイドルに夢中になるなか、ひとりだけ涼風真世などの宝塚スターを追いかけ、休日になると劇場の舞台を見に足繁く通っていたそう。 その後、高校を卒業した蝶花楼桃花は、東京のミュージカル専門学校に入学。本格的に女優を目指して講師の演技指導を受けながら、さまざまな劇団のオーディションに受けていた。 しかし、それは蝶花楼桃花にとって苦難の日々でもあったという。