【山形】三川町殺人事件 28歳の男を起訴
YTS山形テレビ
三川町で当時90歳の女性を殺害したとして、山形地検は町内の28歳の男を殺人などの罪で起訴しました。 凶器を使わず、手や足で暴行を加えたとみられています。 殺人と住居侵入の罪で起訴された三川町横川新田の無職、石川一馬被告(28)は、今年9月22日の午前0時16分ごろから午前0時51分ごろまでの間に三川町横山の阿部祥子さん(当時90)の自宅に1階の窓から侵入。 1階の寝室で阿部さんの頭や顔などを手で殴り足で踏みつけ、首を絞めるなどの暴行を加え脳挫傷や下あごを骨折させるといった傷を負わせて殺害した罪に問われています。 これまでの調べで阿部さんは全身に傷があり死因は多発外傷であることがわかっていて、2人に面識はないとみられています。 警察や地検は石川被告の認否を明らかにしていません。 石川被告は酒を飲んだ状態で歩いて現場に向かったとみられ、現場からは石川被告のDNA型と一致する血痕がみつかっています。 また現場に残されていた阿部さん以外の1種類の土足の跡について警察は、事件後に捨てられていた石川被告の履物によるものだとしています。