【Mamikoのパリごはん日記・東京編】海外在住者が泣いて喜ぶ、日本の春の味覚
ほぼ毎日朝から晩まで、自炊生活をしている我が家。パリだけど、和風も中華も洋風もありの、普段ごはんの様子をご紹介します。 【画像】Mamikoさんの夫はパリで出会った12歳年下のフォトグラファー。40代で始めた結婚生活でよかったこと
○月×日 朝食:機内食 昼食:機内食 夕食:ホタルイカ、そら豆と新じゃがの炒めもの、せりと豚のしゃぶしゃぶ 先月半ばより、日本に一時帰国をしております。通常は実家に帰るのですが、今年は友人が「うちに荷物を置きに来たら?」と言ってくれたので、彼女の家に羽田から直行。到着すると、素敵な夕ご飯が私を待っておりました。 そら豆と新じゃがはともかく、フランスでホタルイカを食べるなんてほぼほぼ不可能なので。噛むとじゅわ~と広がるうま味に、日本だ~! と舌と脳が喜ぶ感じで、夢中で食べてしまいました。 山菜もまた、パリではお目にかかれないもののひとつ。せりを食べるのなんて、何年振りでしょうか。ほのかな苦味が、豚バラのしゃぶしゃぶととてもマッチしている。そもそも豚バラの薄切り肉だって、ここまで薄いものはフランスではなかなか食べられません。でも薄切りだと、火が通っても柔らか~で、とっても美味しいんですよねえ。日本のごはん、サイコー! と叫ばずにはいられない夕食でした。
○月×日 朝食:苺のっけトースト、コーヒー(写真) 昼食:蕎麦 夕食:焼肉屋さんで飲み会 日本に一時帰国をするたび、1週間近く時差ボケに悩まされるのですが、今回もガッツリ発症。何時に寝たとしても、必ず夜中の1時半に目が覚めてしまい、その後朝まで寝られません。 おかげで朝は、お腹がぺこぺこ。通常は食べないのですが、身体の要望に耳を傾けることにし、この日はトーストをいただくことに。友人が「生の苺をのせると美味しいよ。私は美味しさに衝撃を受けた」というので、「生の苺ってどうなの?」と思いつつ、恐る恐る食べてみたところ……確かに衝撃的美味しさ! 苺の瑞々しさが感じられて、苺ジャムをのっけたりするのとは全然違うジューシィ感。やはりなんでもトライしてみるもんだな、と思った次第です。