草彅剛が愛情を注ぐ相手、稲垣吾郎が見せる人間味……ペットとの特別な関係性が明かされた『ななにー』
いぬ以上にまっすぐな男・草彅剛にスタジオ騒然
雑誌『JUNON』2024年10月号(主婦と生活社)では、ねこのいる暮らしについてたっぷりと語っていた稲垣。愛用しているフィルムカメラで愛猫たちを撮ることもあるという。しかし、今のところ稲垣のSNSにその画像はアップされていない。名前も、その姿さえも非公表という稲垣に対して、迎え入れたときからその存在を明かし、NAKAMA(ファン)も一緒にその成長を見守ってきたのが、草彅の愛犬“クルミ”と、その息子である“レオン”だ。 芸能人としていち早くYouTubeデビューした草彅の活動を勢いづけたのも、クルミの存在が大きかったように思う。愛犬を思ってギターで弾き語る草彅に、愛情深さやピュアさをあらためて感じた人も多かっただろう。また、クルミが出産した際は父親のように心配し、甲斐甲斐しく世話をしていた姿も記憶に新しい。 そんな草彅は、気分屋な性格のねこに対して「いぬはストレートですよ」「駆け引きはするけど、ねこほどはしない。気持ちがわかりやすい」と、その魅力を熱弁……したかと思いきや、「ねこの画力って、いぬに勝る」と、いぬ派リーダーとは思えない発言でスタジオをざわつかせる。 何を考えているのか掴みにくい“ねこ”と稲垣、感情を飼い主にぶつけていく“いぬ”と思ったことをまっすぐに伝えていく草彅。こうしてみると、ペットと飼い主の性格というのは共鳴するものがあるのかもしれない。となると、気になるのは最終的にどちら派になったのかという香取のジャッジだ。
香取慎吾が最終的に決めたのは、まさかの◯◯派!
香取は、番組冒頭で「どちらかといえば、いぬ派」と発言。しかし、稲垣率いるねこ派のプレゼンに心が揺れ動く。スコティッシュフォールドのような短足種をはじめ、ねこの種類をそこまで知らなかったというのだ。また、高城が連れてきた“ぜっと”のような大人しく抱っこされる性格のねこもいることを知り、ねこに対する印象が大きく変わった様子。 香取が「どちらかといえば、いぬ派」だったのは、きっとねこよりもいぬのほうが接する機会が多かったからだろう。2012年公開の映画『LOVE まさお君が行く!』で、香取はダメ犬“まさお”に振り回される気弱な芸人・松本くんを演じたこともあった。当時のインタビュー(※1)を振り返ると、小学生時代にポメラニアンを飼っていたこと。そして、いちばん飼いたいのはラブラドールレトリバーだと話していた。そして、「勢いで、この子を家に連れて帰らないように」と、撮影時には“まさお”役のいぬをかわいがっていたとも。 となると、もともと好きだったいぬか。それとも、新たな魅力を知ったねこか……。最後までどちら派になるか読めない展開が続くなか、香取が決めたのはなんと“草彅派”だというからさすがだ。なんでも、草彅がいぬ派のリーダーでありながら「僕はいぬ派なんですけど、いぬというよりフレンチブルドッグが好きなんですよ。いぬ全般が好きってわけではない」と問題発言をしたことがツボに入った様子。「あそこまで言える人いますか? 優勝、“草彅派”!」と新たな派閥を作り出して、ある意味これ以上ない平和な形で対決を締めくくるのだった。 いぬも、ねこも、そして長年の付き合いとなる人間たちも。いいところはもちろん、困ったところもひっくるめて、大きな愛情にあふれていた今回の『ななにー』。しかし、8月最後の放送となった#39より、オンエア時間が72分から60分に変更になってしまったのは寂しい限り。ぜひとも、時期を見てまた72分に、いやいつかまた72時間という大きなスケールでのスペシャルな時間を、NAKAMAとともに過ごせたらと願うばかりだ。 ※1:https://moviewalker.jp/news/article/26342/
佐藤結衣