ドクター・中松氏、100歳で出馬意欲「落選して私は損しない」28年都知事選 新著出版記念会見
国際創造学者・発明家のドクター・中松氏(本名・中松義郎=96)が26日、都内の学士会館で新著「百歳脳 ピッカピカの百歳 So what?」(青志社)発売記念会見を開いた。席上で、7月に14年2月以来10年ぶり8度目の出馬も落選した都知事選に、100歳で出馬する野望を口にした。 中松氏は「百歳脳-」の中で、次に立候補する選挙を2028年の都知事選とした上で「百歳で出馬するとしたら、世界記録を樹立する」と書いている。会見では「都知事選の時、災害を乗り越える(救助車両)『ウクルマ』と、真水をろ過する『なか真水』を発明した。私が知事になれば、世界一の発明王だと世界は皆、知っており世界から企業が集まる」と、都知事選の選挙戦で口にしていた持論を展開。「発明すると、私の脳が喜ぶ。皆さんの役に立つのも、私の喜び。私がやっていることはプラス。落選して、誰が損をするんですかね? 私は全く損をしていない。民主主義でなく、賢主主義。愚かな人が愚かな投票をして愚かな人を選んではダメ。資本主義でなく知本主義」と声を大にして訴えた。 事実上の出馬表明か? と聞かれると「今日は出版記念会見…でも、どちらでも良いですよ」と、100歳での都知事選再挑戦に強い意欲を見せた。