大水槽眺めウイスキー堪能 富山県の魚津水族館でフェス
国内外の多彩なウイスキーを楽しむ「TOYAMAウイスキーフェスvol.2」が4日、富山県魚津市三ケの魚津水族館で開かれた。施設を貸し切り、多くの来場者が水槽で泳ぐ海の生き物を眺めながら、蒸留所やメーカーなど20社200種類以上のお酒を堪能した。 同市でバーを経営する佐々木麗(うらら)さん(38)らでつくる実行委員会が開き2回目。昨年は近くのミラージュランドが会場で、今回は海の生物を観賞しながらウイスキーを楽しみつつ、国内最古の水族館である同館の魅力を知ってほしいとの思いをこめた。 ブリやアカエイなどが泳ぐ富山湾大水槽前がメイン会場。来場者は魚やダイバーによる餌やりを見たり、写真撮影を楽しんだりしながら、特製グラスに注がれたウイスキーを味わった。 富山市の主婦、岡田美咲さん(39)は「眺めが抜群にいい。より一層ウイスキーがおいしく感じる」と話した。 佐々木さんは11年前、埼玉県秩父市の「秩父ウイスキー祭」に参加し、イベントを通して街全体が盛り上がる様子に感銘を受けた。「多くの人に来場してもらい、とてもうれしい」と話した。北日本新聞社後援。