立憲民主党、参院選公約を発表(全文2)公文書管理法と情報公開法を強化
竹島についてはなぜ公約に記載がないのか
安積:フリーランスの安積です。10ページの安全保障・外交についてお伺いいたします。一番最後のところ、わが国固有の領土である北方四島の帰属の問題を解決を図りますというふうに、北方四島については記載があるんですが、例えば竹島についてはなぜ記載がないのか。それから竹島についてはどういうふうにされるおつもりなんでしょうか。 枝野:先ほど申しましたとおり、包括的な政策を示さなければならないというふうに思っておりますが、全てのわが党の考えている政策をここに載っけようと思ったら、100ページぐらいにたぶんなると思います。ということの中で、今、北方四島については、わが国固有の領土であるという言い方を政府がしなくなっているとんでもない状況ということで、国民の皆さんの関心も高いし、さまざまな状況が動いているということですので、ここに取り上げているところであります。竹島については、わが国固有の領土であるということについての姿勢は、まったく変わっておりません。 司会:【****デ00:40:33】はい。では、オレンジの方、もう一度お願いいたします。 安積:すいません、フリーランスの安積です。関連です。竹島問題というのは、例えば日本海呼称問題とか、そういった戦後補償問題とか密接に絡みついているものだと思うんですけども、あえてそれで包括的というところで、たぶん一番最初のところに入れられたと思うんですけども、これをなんで分離【されなかった 00:40:55】のかという。例えば日本とそれからアジアの近隣諸国の間の極めて重要な問題だと思うんですけども、重要な問題というよりも、そのうちのワン・オブ・ゼムというふうに考えられた理由としてお答えください。 枝野:これは選挙に向けた政策です。竹島の問題について、おそらくわが党と自民党との間に大きな意見の違いはない問題だというふうに思っております。北方四島については、わが国固有の領土という七十年余り言い続けてきたことを政府が言わなくなっているということで、明確に自民党とわれわれの立場の違いがあるということです。やはり選挙に向けたものですから、全てをピックアップできないということの中においては、どこが違うのかということについて示していくというのは、当然のことだというふうに思っています。 司会:では手前の2列目の方。 【書き起こし】立憲民主党、参院選公約を発表 全文3に続く