立憲民主党、参院選公約を発表(全文2)公文書管理法と情報公開法を強化
野党共闘の足並みを乱しているのではないか
司会:逢坂政調会長、ありがとうございました。それではこれより質疑応答に移らせていただきます。一問一答で行わせていただきます。各社、社名とお名前を言っていただいてからご質問いただきたいと思います。それではお願いいたします。真ん中の方、よろしくお願いいたします。 高橋:フリーランスの高橋清隆と申します。消費税についてお尋ねします。わが国ではデフレが20年以上続き、国民生活は疲弊しています。消費税引き上げ凍結とありましたけれども、これではデフレ脱却は無理だと思います。政局でいえば内閣不信任案の提出に乗じて、安倍内閣が解散に踏み切る可能性はまだ消えていません。その場合、おそらく消費税引き上げ延期の表明をすると考えられます。 野党共闘に関していえば、新党、れいわ新選組が消費税5%への【引き上げ 00:28:04】を呼び掛けておりまして、国民民主党は玉木代表がそれに合わせても構わないと発言しています。立憲民主党がこの野党共闘の足並みを乱している形になっています。政権交代する気がないと、これでは言われても仕方ないと思います。いったい消費税引き上げの障害になっているものはなんでしょうか。連合への忖度でしょうか。 枝野:市民連合の皆さんと野党5党派は、われわれは政策合意だと思っておりますが、政策について意見を一致させております。そこで一致しているのは消費税引き上げの凍結であります。野党共闘はこれで進めております。それ以外についてはご意見をお伺いする場だとは思っておりません。ご質問ということでは、野党共闘は凍結ということで、市民連合の皆さん含めて5党派で一致しているということです。 司会:ほかの方、いかがでしょうか。はい。こちらの方、お願いいたします。
年金と消費税の争点化は避けたいのか
宮崎:フリーランスの宮崎信行と申します。年金と消費税ということがてっきり争点に打ち出すのかなと思ったんですけれども、このA4、12ページの中には年金という文字と消費税という文字、1回ずつしか入っておりませんけれども、比較的これは代表としては争点化を避けたというか、32ある1人区と比例と両方ありますが、比較的、争点から避ける方向の考え方なんでしょうか。どうでしょうか。 枝野:私どもは、野党第1党として網羅的に、完全に網羅できているかといわれれば、落ちている項目たくさんあるかもしれませんが、われわれの目指す社会につながる全体的な政策を今回、提供させていただいています。その中で何が争点になるのかというのは、最終的には有権者の判断でありますし、またその有権者の皆さんのご関心に合わせて、この中のどの部分を、例えば私の幹部の街頭演説党で訴えていくのかというのは、今日、全体像としてお示しをしたものとはまったく別問題だというふうに思っております。私自身、この週末の遊説においても老後の安心ということを中心として訴えさせていただいています。 司会:では真ん中の方、お願いいたします。