青学大・原晋監督、不発のイーゴ作戦 「偏西風に乗って、違うところにゴールしちゃったかな」【全日本大学駅伝】
◇3日 全日本大学駅伝(熱田神宮~伊勢神宮=8区間106・8キロ) 6年ぶり3度目の優勝を狙った青学大は、トップで入った最終8区で順位を2つ落とし、5時間10分41秒で3位。全日本ではワシのように高く、疲れなく、羽ばたくよう駆ける願いを込め、原晋監督は「イーゴ作戦」を掲げたが、及ばなかった。 原監督は「4区くらいまでは高く飛び上がったんじゃないですかね…そうしたら偏西風に乗って違うところにゴールしちゃったかなと思う」。2区・鶴川や4区・黒田朝が好走しただけに、重要なのは”着地点”という。「次は着地点を見つけて、正しいところに着地したい。まあ、高く飛べばそれだけ風も強いですから、ちょっと違う偏西風に乗ったかなと」と振り返った。 出雲駅伝について、原監督は1カ所も勝負にならなかったと厳しい評価をしていた。一方で「今回は2カ所は戦えた。鶴川(2区)と黒田朝日(4区)。これは勝てるチャンスが出てきたなと。出雲よりは力強さが出てきたなと」とチームの成長を認めた。
中日スポーツ