下着の“買い替え”のタイミングはいつ? 捨て時の見極め方をプロが徹底解説
スッキリとした気持ちで新しい年を迎えるために、思い切り断捨離したいけれど、買い替えのタイミングや捨て方がわからない、との声が多いのが下着。捨て時のサインは? 正しい捨て方は? 知りたいけれど誰にも聞けない、下着の断捨離の進め方をランジェリーライターの川原好恵さんが徹底レクチャー!
下着の捨て時は? 見極め方は?
捨て時ポイント1 「見た目がくたびれている」 ブラジャーもショーツも、見た目にくたびれた感が出ていたら、それはもう「捨て時」。下着は身体を保護したり、体型を整えたり機能的なものでもありますが、お気に入りの下着、美しい下着は女性を内面から輝かせる情緒的なもの。人に見せる予定がなくても、くたびれ感のある下着では気分もダウン。 具体的には、破損したり傷ついていたり、生地が薄くなっていいたら、それは間違いなく捨て時サイン。お気に入りのものでも、そこまで使ったらその下着も本望。役目は十分果たしたといえます。もちろん、サイズが合わなくなった場合も、思い切ってさよならして!
ブラジャーの捨て時サインは?
捨て時ポイント2 「ブラジャーが変形している」 破損や傷みがなくても、ブラジャーのワイヤーが変形していたり、端が飛び出していたり、カップが凹んだり、シワができている。そんな状態では、購入した時とフィット感が異なり、すでにブラジャーとしての役割は果たしていないと考えてOK。フィット感は見極めにくいので、「トリンプ」が提唱する“フィッティング体操”で確認するのがおすすめ。体操して、ズレたりカップが浮いたりするようであれば替え時のサイン。ちなみにこの体操、新しいブラジャーを購入する際のチェックにも役立ちます。
フィッティング体操
1. 両手をあげて伸び 2. 左右交互にねじり運動(2~3回)
下着の寿命はストラップやゴムに表れる
捨て時ポイント3 「ストラップやゴムが伸びている」 「くたびれ感」にも通じるのが、伸びたストラップやゴム。ブラジャーを置いたときにストラップが波打っているようなら、それは伸びている証拠。ブラジャーの下辺のゴムやショーツやガードルのウエストや裾も同様です。ストラップやゴムは伸びてしまうと伸縮性が少なくなり、つけ心地も変わってフィットしなくなります。体の凹凸に合わせて生地やゴムなどが伸び縮みする下着は、この伸縮性が機能的にも大きな役割を果たします。美しいボディラインをキープするためにも注意しましょう。