【森山監督が話す、J1昇格と同列でベガルタ仙台が目指すもの(1)】岡山戦後の質問で突如、気にかけた「スタジアムに入れず外から応援した100人のサポーター」。「チケット問題をどうにかしてほしい」
森山佳郎監督にとって最初のシーズンが終わった。12月7日にシティライトスタジアムで開催されたJ1昇格プレーオフ決勝・ファジアーノ岡山戦は0-2で完敗。悔しい思いの中で、監督1年目を終えたことになる。 ■【画像】熱すぎる! 遠く岡山まで駆け付けたベガルタ仙台のサポーターによる「熱狂的な黄金の観客席」■ それでも、試合後のサポーターへの挨拶時には目を赤くしていた表情も、記者会見時にはどこかスッキリとしていた。 会見の冒頭、総括を求められると、「たどり着けるところはJ1昇格プレーオフで、1戦目(V・ファーレン長崎戦)は本当に爆発力で勝てたんだけど、やっぱりJ1に上がるまでの力は足りなかったかな。このまま上がってもおそらくまだまだ地力がない中、当然J2・6位なので、そのまま上がっても厳しかったと思いますし、もう1回しっかり地力をつけて、J1で残っていけるようなチームをもう1回作っていきたい」と、この日、突きつけられた現状をしっかりと受け止めていた。 そんな監督に聞いたのは、選手に呼びかけたことだ。負けを受け止めつつも、戻るべき場所に戻るために、もう一度はい上がるために、悔しさを一番感じるこの瞬間にどんなメッセージを伝えたのか。 指揮官は、「もうだいぶしゃべったんで何をしゃべったかも忘れて忘れましたけど」と会場を和ませたうえで、選手に感謝の言葉をまずは伝えたという。
■「チケット問題をどうにかしてほしい」
それに続けて、森山監督が気にかけたのはサポーターについてだった。 「サポーターの皆さんも本当にいろんなことをチームのためにやってくれて、僕らと一緒に戦ってくれた」 そう話すと、口にしたのがこの試合のチケットについてだ。 「今日も入れない人がいたので、チケット問題をどうにかしてほしいなとは思います」 その言葉とともに、「(スタジアムに)入れなくて、仙台から来たものの、100人ぐらいの人は見れずに外から声を送ってたということはちょっと問題提起したい」と続ける。 この試合のビジター席のチケットは、販売開始直後に完売。そのため、仙台から応援に来たくても来れない人が大勢いた。それでも、現地に行けばチケットが手に入るんじゃないか、そんな期待を抱いて岡山入りしたサポーターが数多くいて、なんと、スタジアム外のビジター席近くの場所に100人ほどのサポーターが集結。試合を見れない状況でもピッチに届くように声援を送っていた。 森山監督も、「当然チケット数には限りがありますし、アウェイサポーターの枠も決まってますんで、当然見に来れない人もいると思うんですけど」と、ハード面やシステム面に理解を示したうえで、そうしたサポーター慮っていた。 だからこそ、続いて聞いたのがサポーターについて。その質問の答えに、指揮官が目指す理想のクラブ像が詰め込まれていた――。 (取材・文/中地拓也) (後編へつづく)
サッカー批評編集部
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