２回に本塁打を放ったパドレスのヒガシオカ（ＡＰ）

◆米大リーグ・ワイルドカードシリーズ　パドレス５―４ブレーブス（２日・米カリフォルニア州サンディエゴ＝ペトコパーク） 　ナ・リーグ西地区２位からポストシーズンに進んだパドレスが、ワイルドカードシリーズでブレーブスに２連勝して、５日（日本時間６日）に初戦を迎えるドジャースとの地区シリーズ進出を決めた。 　大谷翔平投手（３０）、山本由伸投手（２６）の初のポストシーズンの対戦相手は、２人のドジャースデビュー戦の相手でもあるパドレスに決まった。３月２０、２１日に韓国・ソウルでの開幕シリーズで対戦して１勝１敗。シーズンを通してドジャースは５勝８敗と負け越した。 　大谷は今季のパドレス戦、１２試合に出場して４６打数１５安打の打率３割２分６厘、１本塁打、７打点だった。９月２４～２６日（同２５～２７日）の３連戦では、２、３戦目に２試合連続の勝ち越し打。地区優勝の歓喜を迎えた際の相手でもあった。一方で２戦目に先発することが内定している山本は韓国での開幕２戦目のメジャーデビュー戦ではパドレス戦で１回５失点。４月１２日に再び対戦した際にも５回３失点だった。 　５、６日（同６、７日）の１、２戦目はドジャースの本拠地・ロサンゼルス、８、９日（同９、１０日）の３、４戦目はパドレスの本拠地・サンディエゴで行われ、５戦目までもつれた場合には再び１１日（同１２日）にロサンゼルスに戻って行われる。 　パドレス・ダルビッシュ有投手（３８）も１、２戦目のいずれかで先発する見込みだ。大谷とダルビッシュは今季が日米通じて初対戦で、遊ゴロ、右安、空振り三振、三飛、空振り三振の５打数１安打に抑え込まれている。