負傷で再離脱のネイマール、来年1月にアル・ヒラル退団の可能性…クラブが契約解消を検討と報道
アル・ヒラルのネイマールが冬の移籍市場で退団する可能性があるようだ。ブラジル『UOL』が伝えた。 2017年に史上最高額の移籍金でパリ・サンジェルマンに移籍したネイマールは、2023年夏にサウジアラビアのアル・ヒラルに加入。しかし、昨年10月のブラジル代表での活動中に膝の前十字靭帯断裂の重傷を負い、約1年間にわたって離脱した。 それでも、5-4で勝利した10月21日のAFCチャンピオンズリーグエリート、アル・アイン戦でついに実戦復帰。さらに、4日の3-0で勝利したエステグラル戦でも後半からピッチに立った。しかし、試合終了直前に同選手はハムストリングを負傷して途中交代を余儀なくされ、最大で6週間離脱することが発表された。 高額な移籍金で加入し、年俸1億5000万ユーロ(約248億円)以上とされる破格の条件の契約を結ぶものの、負傷の影響でほぼピッチに立てすらしないネイマールの現状を受け、アル・ヒラルは同選手との契約解消を検討している模様。『UOL』によると、ネイマールが契約満了を迎える来夏までにどこまでプレーできるかクラブが抱える疑念は膨らんでおり、来年1月に退団する可能性が浮上しているという。 高給取りでかつ外国人枠の1つを埋めるネイマールの退団は、アル・ヒラルにとって高額な人件費の削減と、来年1月の移籍市場での柔軟性を与えることにつながると予想されている。 なお、仮にネイマールがアル・ヒラルを退団することになった場合、母国ブラジルの古巣サントスが再契約に向けて動き出していると伝えられている。