酔いどれ編集長のクラフトビール飲みある記(80)ヱビスブルワリートウキョウに行ってきた(その5)
場所をかえて二人掛けのローテーブルを確保。さて、どんな味なのか。思ったより苦みを感じた。あと鉄感も。ジョッキは銅製なのに鉄感? 自分の舌がおかしくなったのか? そういえば、ビヤホールライオン銀座七丁目店で飲んだプレミアムブラックほどの香ばしさを感じず、すっきり系に思えた。アルコール度数は5%。こんな感想では、メニューの説明書きを読んでも答え合わせにならないが、とりあえず読んでみよう。
<「Beer is ∞.(ビールは無限大)」。
恵比寿工場で使用されていたヱビス酵母と、香ばしく芳醇な黒麦芽に、オレンジのような香りのホップ「マンダリナバーバリア」を組み合わせた、黒ビールらしい深みがありながらもフルーティーなホップの香りがきいた、驚きのあるブラック。
麦芽100%、マンダリナバーバリア一部使用、ヱビス酵母使用。>
う~ん、そうなのか。オレンジのような香り…。よくわからなかった。舌だけでなく鼻も鈍くなっているようだ。ヱビス∞ブラックのテイスティングは、次の機会にリベンジせねば。
飲みながら左手をながめると、カウンターバーがあった。「MASTER BREWER’S ROOM」とある。サイトを見ると<マスターブリュワーズルームではご来場のタイミングによって、醸造を担当するChief Experience Brewerとお客様が直接交流することができます。>だそうだが、カウンターには2つの「Reserve」のプレートが2つ置かれている。どうやら予約しないと座れないようだ。
と思っていたら、MASTER BREWER’S ROOMに客がやってきた。この6人が予約客なのだろう。まず座ったのは4人。正面のカウンターに座ったのは年長の男女。ジャケットを着ている男性はどこかの社長で、女性はその夫人?(秘書かもしれない) 別コーナーに座った男女は若くてカジュアルな格好だ。若手ITの事業者とかだったりして。ヱビスのスタッフが2人ついているから要人だろう。カウンター席に座らない2人が、それぞれビアフライトを持ってきた。彼らは2人組の秘書とか接待中の営業マンとかなのだろうか?