DeNA・中川颯が投打二刀流での貢献に意欲 昨季プロ初本塁打のタイ・カッブ型バットを引き続き準備
DeNA・中川颯投手(26)が3日までに、投打二刀流での貢献に意欲を示した。4年目の昨季は打者顔負けのプロ初本塁打をマーク。2年連続のアーチへの思いを問われると「もちろん。欲は出さないですけど」と意気込んだ。 昨季限りでチームを退団した大和のバットをモデルにしたSSK製の商売道具で1号を放った。グリップは先端に向け、なだらかに太くなるタイ・カッブ型。好感触を得ており、今季も引き続き使用する。 昨季は先発と中継ぎで29試合に登板し、救援では火消しも託された。高校通算26本塁打の左打者は打力を生かすため、球団から先発としての期待も寄せられている。 オフの自主トレーニングには打撃練習も取り入れる予定。「どんな場面でもチームのために腕を振る気持ちは変わらない。常勝チームの一員になれるように」と決意を込めた。(鈴木智紘)