〈横田めぐみさん拉致から47年〉90年代には万景峰号での帰国試みも… 母・早紀江さん「こんなに長い間…命の日数あまりない」 政府へ“最優先”での取り組み望む
■「命の日数あまりない…」政府へ“最優先”での取り組み望む
家族の元に帰りたいという気持ちを隠さなかっためぐみさんは今年、還暦を迎え、早紀江さんは88歳となりました。 【横田早紀江さん】 「拉致問題だけは最優先課題という形で…長いから年月が。命の日数はあまりないので(家族も被害者も)どちらも」 石破首相は拉致問題をこれまでの政権と同様“最重要課題”に掲げていますが、家族が望むのは“最優先”での取り組みです。 【石破首相】 「もう1年2年、時間との勝負。何としてもこれを解決せよという皆様の思いを、私ども政府として共有させていただき、今後、最善を尽くしてまいります」 「時間との勝負」という言葉が、目に見える動きに変わることだけを祈る家族には、もはや悲嘆に暮れる時間さえありません。 【横田早紀江さん】 「(47年と言われても)特別、細やかに回顧して嘆くということはない。もう何年も何年もやってきたから。今はもう何か希望につながることが起きたらいいなということだけ」
NST新潟総合テレビ