【阪神】CS初戦黒星で崖っぷち 打線は9回に木浪がタイムリーも反撃及ばず リリーフ陣は7回に痛恨の追加点
◇プロ野球セ・リーグCSファーストステージ DeNA3-1阪神(12日、甲子園球場) 【画像】CSで戦うDeNA・三浦監督と阪神・岡田監督 レギュラーシーズン2位阪神と3位DeNAのクライマックスシリーズファーストステージ初戦。阪神は終盤の反撃及ばず、窮地に立たされました。 先発は今季13勝3敗、防御率1.83の才木浩人投手。初回、甲子園での今季打率.474を誇る牧秀悟選手にヒットを浴びると、佐野恵太選手にもヒットを許すなど、いきなり1アウト満塁のピンチを迎えます。それでも、続く宮崎敏郎選手と桑原将志選手をフライに打ち取り、無失点で切り抜けました。 2回の攻撃では、死球とヒットで1アウト1、2塁のチャンス。しかし、木浪聖也選手が空振り三振、才木投手がピッチャーゴロで先制とはなりません。 すると3回、またも牧選手と佐野選手から連続ヒットを浴び、1アウト満塁へ。桑原選手の併殺崩れで1点を先制されます。才木投手は毎回安打を浴びながら、5回1失点の投球をみせました。 1点ビハインドのまま迎えた7回には、6回から回またぎとなった桐敷拓馬投手が、1アウトから牧選手、佐野選手に連打を浴び、1アウト1、3塁としたところで降板。3番手の石井大智投手がマウンドに上がりますが、オースティン選手に2点タイムリーツーベースヒットを許し、追加点を奪われました。 3点を追う8回は、伊勢大夢投手から四球とヒットで2アウト1、3塁の好機。一発出れば同点の場面で森下翔太選手は、アウトコースのストレートに見逃し三振となります。 9回も森原康平投手から2本のヒットで2アウト2、3塁とし、8番の木浪聖也選手が三遊間を破るヒットで2点差へ。さらに代打の原口文仁選手を送りましたが、最後はレフトフライに倒れ試合終了。反撃及ばず、初戦を落としました。 阪神は13日敗れるとCSファーストステージ敗退が決定。昨季の日本一の阪神が窮地に立たされました。