【若松ボート(ナイター)一般】平見真彦 紙一重の調整力を発揮
< 6日・若松ボート・5日目 > 平見真彦の調整力が光っている。今節は前操者の松尾昂明がお手上げ状態だった20号機を引いてしまったが、節間を通して大敗なくまとめた。準優で敗れはしたが、抽選運の悪さを覆す大奮闘を見せた。 これまで5日間向き合ってきた20号機について、「調整の合うゾーンがめちゃくちゃ狭い。小学生のストライクゾーンぐらい狭いですよ」と野球に例えて説明。「今まではギリギリゾーンを狙って投げられていたけど、準優はボール球でした」。紙一重の判定に泣かされたが、素性の怪しいエンジンを手に、ここまでの成績を収めたのは調整力のなせる技だろう。 「ばっちり合えば、重めだけどターンで前に進むし、上位の人たちとも競れる」。磨いたコントロールを武器に、最終日も快投ならぬ快走を披露する。