【どうなる賃上げ】生活は豊かになる?企業の特性ごとに特徴はある?年収や賃上げの実態
実質賃金は右肩下がり
厚生労働省は、2024年4月23日に「毎月勤労統計調査 令和6年2月分結果確報」を発表しました。 その結果、2024年2月時点の実質賃金は前年比でマイナス1.8%となっています。 2020年以降の実質賃金の推移をみると、2021年からマイナス指標となっています。 実質賃金がマイナスということは、物価の伸びに対して賃金が追いついていません。 そのため、賃金が上がっても生活が豊かになった実感がないといえるでしょう。 2024年度も、高い水準で賃上げが行われる見通しですが、実質賃金が今後プラスに転じるのか、注目が集まります。
参考資料
・連合「2024 春季生活闘争 第4回回答集計結果について」 ・総務省「地方公務員の給与体系」 ・国税庁「民間給与実態統計調査」 ・人事院給与局「令和5年国家公務員給与等実態調査」 ・厚生労働省「賃金引上げ等の実態に関する調査」 ・厚生労働省「毎月勤労統計調査 令和6年2月分結果確報」 ・総務省「令和5年地方公務員給与実態調査結果等の概要」
川辺 拓也