謎に包まれた戦国の刀工「高天神鍛冶」の秘密に迫ってみた!【掛川】
◆今も大切にされる「ふいご祭り」
深川さんによると、屋敷跡周辺では田んぼを掘ったところ、刀剣や農具など古い時代のものと思われる金物がでてきた場所もあったのだとか。 現実となって現れると、戦国のロマンを感じますね。 深川さん: 今も毎年12月になると我が家では「ふいご祭り」といって、お赤飯を炊いてお供えし、親しい人を呼んで、ふいごの神様をおまつりする神事をしています。私の代で止めてはいけないように毎年忘れないようにしています ふいごとは鍛冶屋が火力を強めるために用いた道具のこと。深川家のみに伝わる風習で、今も鍛冶の歴史を大切にしていることがわかりました。 記念碑を訪れる際は私有地なので、くれぐれも近隣の住民の迷惑にならないようにご注意ください。 ■スポット名 刀工高天神兼明宅趾 ■住所 静岡県掛川市中4206付近 取材/ヤナギ・タリ(テレしずWasabeeより)
テレビ静岡