10場所ぶりに三役復帰の若隆景 時津風一門連合稽古で霧島らと申し合い
大相撲初場所(12日初日、両国国技館)を5日後に控え、時津風一門連合稽古が7日、両国国技館の相撲教習所で行われた。 西小結の若隆景(30=荒汐部屋)は元大関で西前頭筆頭の霧島(28=音羽山部屋)らと15番の申し合いで下からのおっつけながら前に出る相撲が光り10勝5敗。稽古後に報道陣に囲まれた若隆景は「テーマはないが、しっかり当たって下から行こうと思った」と手応えを感じていた。ケガを乗り越えて10場所ぶりの三役に復帰し「しっかり気持ちをつくって場所に臨んでいきたいと思う」と気合十分。新年は3日から稽古を開始し、「気を引き締めて新年最初の場所なのでやっていきたい」とおごりはない。 幕内復帰し3場所連続で2桁勝利。三役に復帰し2桁勝利ならば大関への足がかりとなる。一生懸命、自分らしい相撲を取って結果がついてくればいいと思います」と無欲を強調していた。