ブレンビー・鈴木唯人 今季初の1試合2得点 上田綺世負傷の中で存在をアピール
◇デンマーク1部 ブレンビー5―1ミッティラント(2024年11月3日 デンマーク・ヘアニング) ブレンビーのFW鈴木唯人(23)が敵地のミッティラント戦で今季初の1試合2得点を記録した。1―1の後半7分にカウンターから左足で勝ち越しの一撃を決めると、9分後にもロングボールに抜け出して右足でゴール。リードを2点に広げて試合の流れを決め、4―1の後半36分に退いた。 鈴木は加入1年目だった昨季最後の11試合で7得点6アシストと驚異的な活躍を見せ、シーズンを通じても公式戦30試合で11得点7アシストの数字を残した。今季はリーグ開幕戦でアシストを記録し、続く欧州カンファレンスリーグ予選2回戦第1戦で公式戦初得点。その後は不発が続いたものの、開幕8試合目で待望のリーグ戦初得点を決めると、ここから3試合連続得点。その後は3試合ゴールから遠ざかったが、この日の2得点でリーグ戦は14試合5得点と数字を伸ばしてきた。 6月6日のW杯アジア2次予選ミャンマー戦で日本代表デビューを果たした鈴木唯だが、9月に開幕した最終予選は未招集。ここまで全4試合で先発してきた上田綺世(フェイエノールト)が負傷離脱し、15日からの予選2試合で招集見送りの可能性が浮上している中、存在をアピールした。