【2024年12月 日本の出来事】被団協がオスロでノーベル平和賞受賞式に臨んだ。戦後80年・被爆80年の2025年、受賞の意味を改めてかみしめたい
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長年にわたり核廃絶を訴えてきた日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)に、ノルウェー・オスロでノーベル平和賞が授与された。
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日本漢字能力検定協会が募集していた「今年の漢字」は「金」に決まった。オリンピックやパラリンピックでの多数の金メダル獲得や裏金問題が理由。 「紀州のドンファン」と呼ばれた和歌山県の資産家が急死した事件で殺人罪に問われた元妻に無罪判決。
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同性婚を認めない民法と戸籍法の規定について福岡高裁が「幸福追求権」を保障する憲法13条などに照らし「違憲」と判断した。 高裁では札幌、東京に続いて3件目の違憲判決。
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北九州市のファストフード店で中学3年の男女2人が男に刺され、女子生徒が死亡。福岡県警が19日、男子に対する殺人未遂容疑で近所に住む無職の男を逮捕。 防衛相が、沖縄に駐留する米海兵隊の米領グアム移転が始まったと発表。2005年の日米安全保障委員会での合意から19年目にして、約4000人のグアム移転計画のうちの第一弾の約100人が実現。
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三菱UFJ銀行の女性行員が支店の貸金庫から顧客資産十数億円を盗んだ問題で、半沢淳一頭取が記者会見で謝罪。管理体制の不備を認めた。
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経済産業省が新しいエネルギー基本計画の素案を発表。東日本大震災後に定めた「原発依存度を可能な限り低減」との文言を削った。
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読売新聞グループ本社代表取締役主筆の渡辺恒雄氏が肺炎で死去。98歳だった。プロ野球読売巨人軍のオーナーも務めた。
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2025年度与党税制改正大綱で、所得税がかかる年収の最低ライン「103万円の壁」を「123万円」に引き上げることを明記。国民民主党が求める「178万円」については、関係者間で協議を続ける。
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フィギュアスケートの全日本選手権男子で鍵山優真選手が合計297.73点で初優勝。
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ホンダと日産自動車が経営統合に向けた協議開始を発表。2026年8月に持ち株会社を設立し、両社が傘下に入る。日産が筆頭株主となっている三菱自動車も25年1月をめどに合流を検討する。統合が実現すれば、世界3位の自動車グループとなる。