【有馬記念】アーバンシック集中した走り「レベルアップしてる」ルメール騎手/G1追い切り速報
<有馬記念:追い切り> 有馬記念(G1、芝2500メートル、22日=中山)の最終追い切りが18日、東西トレセンで行われた。 菊花賞馬アーバンシック(牡3、武井)はルメール騎手を背に、美浦ウッドで追われた。シホリーン(2歳1勝クラス)を追いかける形でスタート。序盤は強い前進気勢が見られたが、鞍上がしっかりと手綱を抱えて制御した。直線はパートナーの内に入り、馬体を併せたままゴール。最後まで集中した走りで6ハロン83秒7-11秒6(馬なり)をマークした。ルメール騎手は「馬の状態は良さそうだったから、メンテナンスくらいの追い切りをやりたかった。馬の反応がちょうど良かったですから、調教師さんはうれしかったですね。僕もすごくいい感じでしたから、馬は良さそうです。またレベルアップしていますね」と好感触だった。 菊花賞馬が3歳時に有馬記念を勝つと、ルメール騎手が手綱を取った16年サトノダイヤモンド以来となる。