ようこそ!平戸海関 利用者らと交流 平戸、佐世保の施設訪問 長崎
長崎県平戸市出身で大相撲の平戸海関(本名・坂口雄貴さん)が27日、同市大久保町の障害者支援施設「平戸祐生園」(寄辺和也園長)を訪れ、利用者44人と交流した。 利用者にファンが多いことから、同園が地元後援会(西川克己会長)を通じ訪問を依頼した。到着した平戸海関を利用者や職員らが手作りのうちわを振って歓迎。集会を開き、花束や貼り絵で作った似顔絵などを贈った。 平戸海関は「九州場所はたくさんの応援ありがとうございました。きょうは皆さんと一緒に楽しみましょう」とあいさつ。利用者代表の坂本源市さん(63)が「テレビの前で頑張れと声援を送って、いつも勇気と元気をもらっています」とお礼の言葉を述べた。 園の中庭では、利用者とグラウンドゴルフで交流。平戸海関が見事にホールインワンを決めると、観衆から大きな拍手と歓声が上がった。平戸海関は取材に「地元の応援が励みになる。期待に応えられるように頑張りたい」と話した。 平戸海関は同日、佐世保市春日町の児童発達支援・放課後等デイサービス「キッズすてっぷさせぼ」(中村耕司代表)も訪問。子どもたちから「好きな食べ物は何ですか?」などと質問攻めに合い、手押し相撲などで交流した。