2024国際航空宇宙展、最終日10月19日は一般開放 子どもから大人まで楽しみながら航空・宇宙に触れられる
航空宇宙産業を取り巻く環境は近年、大きく変化するとともに新たな広がりを見せている。東京・有明の東京ビッグサイトでは10月16日(水)から4日間にわたり、航空宇宙産業の総合展示会「2024国際航空宇宙展」が開催される。「空宙(そら)で織りなす、拡がる未来。」をテーマに、航空・宇宙・防衛の製造・運航・整備などの分野に加え、AAM(次世代航空モビリティ)・脱炭素などの新分野を加えた幅広い展示を実施。航空・宇宙産業を盛り上げ、若者を含め幅広い人たちに関心を持ってもらうことを狙いとしている。10月18日(金)までの3日間は商談を目的としたトレードデーだが、最終日となる10月19日(土)はパブリックデーとして一般公開。子どもから大人まで、楽しみながら航空・宇宙に触れられる体験型・観覧型コンテンツを提供する。 アトリウムでは、「はやぶさ2」の実物大模型や火星衛星探査機(MMX)の1/2模型など、日本が世界に誇る宇宙探査技術に関する模型や、国際宇宙ステーション(ISS)の船外などで活動する際の宇宙服と同じ素材を使用した模型などを展示。月面ローバー(定員1~4人)に乗車して月面スマートコミュニティLumarnity®(Lunar Smart Community®)をめぐるVR体験や、月面ロボットの操縦体験もできる。 展示ホールでのクイズ&スタンプラリー、イベントコーナーでの折り紙ヒコーキのワークショップ(JALグループ)や、ANA現役社員による航空機や航空の仕事に関する講座も開催する。 屋上展示場には、航空自衛隊のアクロバット飛行「ブルーインパルス」のミニバイク版「ブルーインパルスJr」が登場。「ブルーインパルス」の所属する松島基地所属の有志隊員によるチームが「ブルーインパルス」をイメージした青と白に装飾したミニバイクで「ブルーインパルス」顔負けの曲技飛行ならぬ、展示走行を披露する。 入場券は、前売り券が大人1200円、当日券1500円。大学生以下無料。開催時間等詳細は、同展特設サイトのパブリックイベントのページに掲載している。