投げたラケットが観客に直撃 英テニス選手が謝罪「わざとじゃない」「自分に腹が立つ」
ASBクラシック
男子テニスのASBクラシックは7日、ニュージーランドのオークランドで1回戦が行われ、選手が投げたラケットが観客に直撃するアクシデントが起きた。選手は試合後「わざとではないんだ」と謝罪した。 【動画】「わざとじゃない」 投げたラケットが観客に直撃する実際の映像 ファクンド・ディアス・アコスタ(アルゼンチン)と対戦したキャメロン・ノーリー(英国)。セットカウント0-1とリードを許し、3-5と追いかける第2セットの第9ゲーム。リターンがネットにかかってマッチポイントを握られると、思わず後方へラケットを投げた。これが最前列にいた観客に直撃。ノーリーは歩み寄ってラケットを拾った。 英衛星放送「スカイスポーツ」は「キャメロン・ノーリー:英国人テニス選手がASBクラシックでの敗戦に怒り、ラケットを客席に投げ込んだ」との見出しでノーリーのコメントを伝える記事を掲載。ノーリーは「わざとではないんだ。でもやっちゃいけないことだよね。いままでやったことはない」と説明した。 ラケットが当たった女性にはその場で謝罪したようで、「彼女は笑っていたから、僕はただ『本当に申し訳ない。こんなつもりじゃなかったんだ』と伝えた。そしたら彼女は『全然大丈夫よ』と許してくれたよ」と明かしたノーリー。「こんなことをやるのは自分らしくない。自分の行動に腹が立つよ」と反省しきりだった。試合にもこのまま敗れた。
THE ANSWER編集部