ジョークのようなスペイン代表監督交代騒動【ワールドサッカーダイジェストのザ・ジャーナリスティック】
「返納した」というより「奪われた」という感覚
EURO予選終了直後に、L・エンリケがスペイン代表監督の座に復帰。選手は連盟が下したこの決定を、どう受け止めているのか。(C) Getty Images
スペイン代表で、またしても監督交代があった。およそ半年前に個人的な理由で辞任したL・エンリケが復帰し、後を引き継いだモレーノは解任…。EURO予選突破の功労者に対し、リスペクトを欠いた決定を下している。(文:ヘスス・スアレス/訳:小宮良之 2019年12月5日発売ワールドサッカーダイジェスト『ザ・ジャーナリスティック スペイン』を転載) ―――◆―――◆――― 「我々はジョークのような国で生きている。スペイン万歳!」 長期間スペイン代表として国際舞台で活躍したGK、イケル・カシージャスが投稿したツイートが話題になっている。 今年5月に心臓発作を起こし、現在は休養中であるFCポルトの守護神カシージャス。その彼がツイッターで、このたびのスペイン代表監督交代について揶揄したのだ。 11月18日、EURO2020予選の最終戦でルーマニアを5―0
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