「ちょっといいものが買える」異色の“コンビニ” こだわりの食品や日用品が約2000種類 コンセプトが注目され県外からも客が
特集は異色の「コンビニ」です。こだわりの食品や日用品をそろえたコンビニ型店舗がこの秋、長野県諏訪市にオープンしました。これで長野県内2店舗。「よいものがサッと買える」というコンセプトが注目されています。 【動画で見る】「ちょっといいものが買える」異色の“コンビニ” こだわりの食品や日用品が約2000種類 コンセプトが注目され県外からも客が
■扱っている商品は約2000種類
契約農家の米で作ったおにぎりに、三元豚の冷凍ハンバーグ。こちらのチーズは北海道産です。 さらに釜焚き製法のボディーソープやウールの靴下なども。 こだわりの食品・日用品が並んでいます。
9月にオープンした「わざマート諏訪店」。 東御市の1号店に続く出店です。
扱っている商品は約2000種類。 運営会社「わざわざ」・平田はる香 代表: 「昆布の加工メーカー(大阪)が作っているだし汁、お湯で10倍に薄めるだけで料亭の味に。本当に大好きで、これ1個売っても儲からないが、好き過ぎて置いている」
■「サッと立ち寄り、よいものが」
商品のほぼ全てを買い付けているのは、運営会社「わざわざ」の代表・平田はる香さん(48)。 自分で味わったり、使ったりして良かったものを取りそろえています。コンセプトは「サッと立ち寄り、よいものが買える」コンビニ型店舗です。 運営会社「わざわざ」・平田はる香 代表: 「少し体にいいものとか、環境にいいものとか、自分がユーザーだったら、あったらいいなと思うことを始めたのがきっかけ」
■田舎暮らしへの憧れで移住
東京出身の平田さんは田舎暮らしへの憧れもあって20年ほど前、東御市に移住。 2009年、当時住んでいた標高約700mの御牧原台地に、「パンと日用品の店 わざわざ」をオープンさせました。
長時間発酵の食パンや、薪窯で焼くカンパーニュを主に販売。平田さんがセレクトした国内外のお茶や調味料も人気を集め、徐々に客足が増えていきました。 運営会社「わざわざ」・平田はる香 代表: 「山の上にあるので、わざわざ来てくださってありがとうという気持ちで、会社の名前も『わざわざ』という名前なのですが、不便は不便なんですよ。雪が降ると買い出しができなくなるとか、下の方の交通の便がいいところにあったらいいのになとか、もっと便利な場所で、便利な雰囲気のものをつくりたいというのは、長年思っていた」
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