「ちょっといいものが買える」異色の“コンビニ” こだわりの食品や日用品が約2000種類 コンセプトが注目され県外からも客が
■県外からも客が
そこで、2023年オープンさせたのが「わざマート」。入店しやすい雰囲気にと「コンビニ」のようなレイアウトにしました。 オープンすると商品の魅力だけでなくユニークなコンセプトが注目され、県外からも客が訪れるようになりました。 運営会社「わざわざ」・平田はる香 代表: 「環境にいいとか、時代も変わってきたと思う。健康志向の人もすごく増えてきていて、だからそういうところのアプローチだったらいける可能性もあるかなみたいな」
■地元のみそや野菜を
そして、知り合いの諏訪市の企業から空き店舗を紹介され、2024年9月、諏訪店もオープンさせました。 おすすめの商品を紹介してもらいました。 運営会社「わざわざ」・平田はる香 代表: 「毎朝、炊きたてのご飯と、店内で販売している素材を合わせて握っている」 冒頭で紹介したおにぎりは東御市の契約農家が作った減農薬の米を使っていて、握りたてです。
食品は全国各地から取り寄せるだけでなく地元のみそや野菜など、諏訪地域の産物も積極的に取り入れています。 客(市内から): 「きょうはクラフトビールと、おこっぺチーズを。これだけ(商品)のそろっている所が諏訪地方にはなかったので、本当にうれしいです」 客(市内から): 「扱っているものは、相場より割高ですけど、健康は資産だと思っているので、そういう意味では買う価値はあるかなと」
■長野の企業と共同開発の靴下
日用品ではー 運営会社「わざわざ」・平田はる香 代表: 「本当に長野寒いじゃないですか。私、足が冷えるのが、本当につらくて」 こちらはウールの靴下。長野市のメーカー「タイコー」と共同開発したものです。廃棄される残り糸で作った靴下やバッグも人気です。 ウール靴下を購入した客: 「勧められて、ひとつ自分用に履いたらすごく暖かくて、これは家族にもプレゼントしたいなと」
■「ちょっとよいもの」を広めたい
こだわりの商品を気軽に買える「わざマート」。平田さんは今後も店舗を増やし「ちょっとよいもの」を世に広めたいと話しています。 運営会社「わざわざ」・平田はる香 代表: 「『良き生活者になる』という言葉を、もっとみんなに伝えていくために、わざマートも、長野県内だけではなく、全国に店舗を増やしていき、自分たちの思いみたいなのが伝わる場所をたくさん増やして、健康的な社会につながっていけばいいなみたいな形で思っています」
長野放送
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