子どもにゲームを買い与えることに…ゲームと勉強は両立できる? ルール作りは? 悩む相談者にアドバイス続々
◆ゲーム機に搭載された「みまもり機能」を活用
私は小学校の教員をやっているのですが、「ゲームばっかりやって困るんです」とか「YouTubeをずっと観ているんです」といった悩みは個人面談でけっこう聞きます。 保護者の方のなかで一番多い対応は、「時間を決める」です。今のゲーム機は「1日のなかで使える時間を決めて、その時間が過ぎると自動でゲームが切れる」機能があるみたいです。そういった、保護者のみまもり機能をうまく使えばいいのかなと思います! 逆に「これは……」と思ったのは、「宿題が終わったらゲームをやっていいよ!」です。それだとゲームのことばかり考えながら勉強することになりますし、ゲームの終わりの時間が曖昧になってしまいます。(埼玉県 20代後半 女性 会社員)
◆ゲームの時間を子どもに自己管理させてみる
ゲームの管理ですが、子ども側の意見として。我が家は両親がそもそもゲーム大好きなので、小さい頃はかなりゲームで遊ばせてくれました。 当時父に言われていたのは、「ゲーム帳」をつけることでした。まず、その日に何時間やりたいかをゲーム帳に書いて、父に見せます。そして、その時間内でなるべくゲームをやめることが約束でした。あとは、実際に遊んだ時間もメモしておく。ゲーム帳にちゃんとつけていれば、基本的にどれだけ遊んでも怒られませんでした。 そのかわり、たまにゲーム帳の抜き打ちチェックがあり、「今週はちょっと多かったね」とか「最近宿題と両立しているみたいだから、新しいゲーム買っていいよ」とかコメントされるので、自ずと自分で管理できるようになりました。 なにより、そうして自己管理できることを親に信頼してもらえていることが嬉しくて、自分でもちゃんと管理しようという自立心につながったと思います。「ダメ」ばっかり言うと反発につながるものですから、うまく信頼関係が築けるようなやり方にできるといいですね。(千葉県 20代後半 女性 専門職/クリエイティブ職) (TOKYO FM「Blue Ocean」2023年12月29日(金)放送より)