「昭和の暴走族じゃあるまいし」早くもルール違反!小泉進次郎の“ハコ乗り”が物議
10月27日に行われる衆議院議員総選挙に向けて日本各地で選挙活動が加熱している。 【写真】物議を醸した小泉進次郎のハコ乗り そんな中、SNS上では小泉進次郎元環境相のとある動画が拡散されていて――。
小泉進次郎の“ハコ乗り”が物議に
「進次郎さんが走行中の自動車の窓から身を乗り出す、いわゆる“ハコ乗り”をしながら市民に手を振っている動画が物議を醸しているんです。状況からして10月19日に埼玉県の朝霞駅で街頭演説を行った際の出来事のようです」(スポーツ紙記者、以下同) 動画を見たユーザーからは、 《昭和の暴走族じゃあるまいし……》 《危ないよね。若い人が真似する》 《車から身を乗り出す行為は危ないの親から習わなかったのか!》 といった意見が噴出している。 「進次郎さんは9月27日に行われた自民党総裁選挙でも現総理大臣の石破茂さん、高市早苗さんに次ぐ3位と、9人の候補者の中でも上位に食い込むなど党内で強い存在感を示し、今回の衆院選では挙対策委員長も務めています」 自民党の若きホープである進次郎だが、以前から少々“ズレた”言動が指摘されてもいた。 「“今のままではいけないと思います。だからこそ今のままではいけない”といった同じフレーズを何度も繰り返すことで、ネットの一部では“小泉構文”との名称がついてしまいました。ほかにも“気候変動のような大きな問題は楽しく、かっこ良く、セクシーであるべきだ”や“プラスチックの原料って石油なんですよね。意外にこれ知られてない”など、独特な発言をしては世間を騒がせています」 とはいえ“ハコ乗り”は進次郎だけの問題行動ではないようだ。
ハコ乗りで有名議員
「市民に対して強烈にアピールできますから、昔から選挙期間中の立候補者のハコ乗りはよく見られる光景です。特に有名なのは、現参議院議員の鈴木宗男さんでしょうね。選挙のたびに窓から全身を出す勢いでハコ乗りを披露し、TBS系列で放送されているバラエティー番組『水曜日のダウンタウン』でも“ハコ乗り最強説”として取り上げられたほどです」 そんな鈴木氏は以前、インタビューで自身のハコ乗りについて、 《おとがめを受けたことは、1回もありません。道交法では、郵便集配中の集配車や選挙運動中の選挙カーは、シートベルト着用の義務を免除しているんですよ》 と語っている。 「法に触れるかどうかは別として、走行中の車から身を乗り出すのは危険であることに変わりありません。そもそも今回の衆院選は、自民党員がパーティー券収入の一部を政治資金収支報告書に記載していなかった、いわゆる“裏金問題”が争点のひとつ。 この問題を踏まえて自民党は衆院選に向けての政権公約に“ルールを徹底して守る政党に生まれ変わる”と掲げています。ハコ乗りは交通ルールを違反しているのですから、安易に破るのはマズイでしょう」 進次郎の事務所側はハコ乗りについてどのように認識しているのか。事務所に問い合わせたが、担当者が不在という理由で期日までに返答はなかった。 国民の代表を務める国会議員が危険な車の乗り方を堂々と行っているのはいかがなものか。