ワトキンス、チャールズ英国王の“快勝要望”に見解を示す「勝ち方や得点の形はどうでもいいと思っている」
イングランド代表FWオリー・ワトキンス(アストン・ヴィラ)がEURO2024決勝のスペイン代表戦に向けて決意を語った。12日、イギリスメディア『BBC』が同選手のコメントを伝えている。 今大会の優勝候補に挙げられていたイングランド代表は、グループCを1勝2分の首位で突破すると、決勝トーナメントではスロバキア代表とスイス代表を続けて破ってベスト4に進出。準決勝ではオランダ代表と対戦し、1-1で迎えた後半アディショナルタイムに途中出場のワトキンスが劇的な逆転弾を挙げ、2大会連続で決勝へと駒を進めた。 そんななか、決勝進出の立役者となったワトキンスが記者会見に出席。オランダ代表戦でのゴールについて、「キャンプ地に戻ってから何度も見た」と明かしつつ、「そこに至るまで多くのことがあったし、僕はそれを体現した」と振り返っている。また、「親友は僕がEUROの決勝でゴールを決めるような気がすると言っていた」と友人とのやりとりを告白しながら、「前の試合で得点したけど、決勝のためにもう1点残しておかなきゃね」と“スリーライオンズ”を欧州初制覇に導く得点を予告した。 一方で、今大会のイングランド代表は薄氷の勝利が続いており、、イギリスのチャールズ国王も、「日曜日(14日)の決勝では健闘を祈っている。もし良ければ終了間際の驚嘆するゴールや劇的なPK戦の前に勝利を決めるようにお願いしたい。そうすれば国民全体の心拍数や血圧が目覚ましく軽減されると思う」とユーモアを含みながら要望。これついてワトキンスは、「個人的にはボールがネットの奥に入ってくれれば、勝ち方や得点の形はどうでもいいと思っているんだ」と述べている。
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