キム・ジョーンズがフェンディ去る ディオールのメンズに専念
「フェンディ(FENDI)」が、ウィメンズウェアおよびオートクチュールのアーティスティックディレクターを務めるキム・ジョーンズ(Kim Jones)の退任を発表した。今後同氏は「ディオール(DIOR)」メンズに専念する。 【写真】キム・ジョーンズによる最後のフェンディコレクション
フェンディのウィメンズコレクションは、フェンディ家3代目のシルヴィア・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)とともにカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)が長年ディレクションを担当。2019年2月にカール・ラガーフェルドが逝去し、後任としてキム・ジョーンズがアーティスティックディレクターに就任した。なおキム・ジョーンズは、フェンディと同じくLVMH傘下の「ディオール」のメンズアーティスティックディレクターを2018年から手掛けている。 退任に関してLVMHの会長兼CEOであるベルナール・アルノー(Bernard Arnault)は「キム・ジョーンズは非常に才能のあるデザイナーであり、過去4年間にわたりフェンディに彼の独自で多文化的なヴィジョンをもたらしました。彼の貢献に感謝し、ディオール・メンズでの彼のクリエイティビティを引き続き楽しみにしています」とコメント。フェンディの新たなクリエイティブ組織は追って発表される。