【NFL】ベアーズがドラフト全体1位指名権をトレードするには“大きく役立つ”オファーが必要とポールズGM
多くの人にとって残念なことに、シカゴ・ベアーズのジェネラルマネジャー(GM)ライアン・ポールズはクオーターバック(QB)ジャスティン・フィールズと2024年NFLドラフト全体1位指名権に関する“マスタープラン”を明らかにしていない。しかし、ベアーズが2年連続でドラフト全体1位指名権を他チームに譲る場合、その見返りは昨年にカロライナ・パンサーズがベアーズに差し出した内容に匹敵するものでなければならないとポールズGMは説明している。
現地27日(火)、ポールズGMはNFLスカウティングコンバインの場で報道陣に「今は何とも言えない」と述べた。
「だが、それはこの組織が動き回るのに大きく役立つものになるだろう。去年はその成果を見たからね。私はこのフットボールチームを向上させるために、そういった類の見返りを求めている」
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートはスーパーボウルの前日に、ベアーズが再びドラフト全体1位指名権をトレードする場合は歴史的な見返りを求めるだろうと報じていた。それについて、ポールズGMはある程度の指針を示した格好だ。ベアーズは昨年、2023年ドラフト全体1位指名権を引き渡す代わりに、2023年ドラフト全体9位指名権、2巡目指名権、2024年ドラフト1巡目指名権(これが全体1位指名権となった)、2025年ドラフト2巡目指名権、そしてワイドレシーバー(WR)D.J.ムーアを手に入れている。
かつてドラフト1巡目指名を受けたフィールズがトレードされるといううわさは、シーズンが終わる前からもちきりとなっていた。最近になって、フィールズはベアーズに残留したいと強調したものの、何よりも結論が出ることを望んでいる。
ポールズGMは「ジャスティンのために正しいことをしたい」と話していたが、フィールズをトレードするのか、あるいは残留させて全体1位指名権をトレードするのかという決断を下す時期について、ほとんど明らかにしていない。