日本代表、予想スタメン全選手紹介。アジア杯インドネシア戦、大幅変更の可能性あり?
DF:中山雄太(背番号19) 生年月日:1997年2月16日(26歳) 所属クラブ:ハダースフィールド(イングランド) 23/24リーグ戦成績:19試合0得点1アシスト 日本代表通算成績:20試合0得点2アシスト ここまでの2試合では伊藤洋輝が左サイドバックに入ったが、アタッキングサードでのクオリティを欠き、チャンスにつながる場面を多く作ることができなかった。そこで第3節では中山雄太を起用すると予想する。 FIFAワールドカップカタール2022メンバーに選出されながら、大会直前にアキレス腱を断裂して大会出場を断念した。懸命なリハビリを経て昨年7月に復帰し、今季は開幕からプレーを続ける。今大会では開幕直前に体調不良で練習を欠席したこともあったが、コンディションは完全に戻っているはずだ。 所属クラブでは3バックの左を主戦場にしているが、左ウイングバックや中盤でプレーすることもある。後方からの配球力や精度の高いクロスは中山の武器で、イラク代表戦でアタッキングサードの質に問題を抱えた日本代表にとってはキーマンになるかもしれない。年代別の日本代表で主将を務めた経歴を持つ中山は、リーダーの1人として低調なスタートを切った今大会の日本代表を支えていく。
MF:遠藤航(背番号6) 生年月日:1993年2月9日(30歳) 所属クラブ:リバプール(イングランド) 23/24リーグ戦成績:15試合1得点0アシスト 日本代表通算成績:57試合3得点4アシスト 遠藤航は3試合連続で先発起用されるだろう。リバプールでは元日までの29日間で9試合出場というハードな日程をこなしてきたが、そこから初戦まで10日以上は実践から離れた。グループステージは中4日の間隔がそれぞれ空いており、調整に大きな問題はない。16日には「コンディションはこれから上がっていく」と話しており、試合を重ねるたびに状態は上がってくるのではないだろうか。 イラク代表戦では全体が間延びしてしまい、遠藤を含めた中盤はセカンドボールの改修に苦戦していた。日本代表は21日に全体ミーティングで選手からの意見も集約し、主将の遠藤も自身が感じた問題をチームで共有している。 2点を追う展開となったイラク代表戦では後半アディショナルタイムにコーナーキックを頭で合わせて一矢報いるゴールを決めた。どんな状況でも冷静にやるべきことをやり抜くタフなメンタルを持つ30歳は、チームが苦しい時こそ頼もしい存在になる。