波乱のラ・リーガ得点王争い…ビジャレアルFWセルロートがR・マドリーから4ゴール、最終節前に首位浮上
ラ・リーガは19日、第37節を各地で開催した。ビジャレアルのFWアレクサンデル・セルロートがレアル・マドリーから4ゴールを奪い、最終節を前にして一気に得点ランキング首位へと浮上している。 【動画】GKが決死のキャッチ、興奮した味方がボールを叩いてPK献上 セルロートは2点ビハインドの前半32分、DFジェルソン・モスケラのクロスを頭で叩き込んで1点差とする。その後1-4まで離されるも、後半3分に再びクロスをヘディングシュートで決めて反撃を開始した。 すると後半7分、セルロートはFWジェラール・モレノからのスルーパスに抜け出してハットトリックを達成。続く同11分にはペナルティエリア内で左足でダイレクトシュートを放ち、4点目を決めた。セルロートは同点のためボールを抱えて自陣に戻ろうとするも、ゴールラッシュぶりに興奮してボールを投げ捨て、喜びを爆発させた。 試合は4-4で終了。セルロートは前節終了時点の得点ランキングでは2位タイだったが、この日の活躍で今季23ゴールとなり、首位に浮上した。残すは最終節のみ。バルセロナとR・マドリー以外のチームに所属する選手が得点王を受賞すると、2008-09シーズンのフォルラン(A・マドリー)以来となる。 以下、ラ・リーガ得点ランキング 1位:23得点 アレクサンデル・セルロート(ビジャレアル) 2位:21得点 アルテム・ドフビク(ジローナ) 3位:19得点 ジュード・ベリンガム(R・マドリー) 4位:18得点 ロベルト・レバンドフスキ(バルセロナ) 5位:16得点 アントワーヌ・グリーズマン(A・マドリー) アンテ・ブディミル(オサスナ) 7位:15得点 ビニシウス・ジュニオール(R・マドリー) アルバロ・モラタ(A・マドリー) ユセフ・エン・ネシリ(セビージャ) ボルハ・マジョラル(ヘタフェ)