日本代表、予想スタメン全選手紹介。アジア杯インドネシア戦、大幅変更の可能性あり?
MF:旗手怜央(背番号17) 生年月日:1997年11月21日(26歳) 所属クラブ:セルティック(スコットランド) 23/24リーグ戦成績:8試合2得点2アシスト 日本代表通算成績:6試合0得点1アシスト これまでの2試合では遠藤航と守田英正の2人が中盤で起用されている。イラク代表戦では最終ラインからの押し上げがなかなかできずに全体が間延びするという問題が起き、攻撃面でも中盤が空洞化してボールロストからカウンターを受けるシーンが目立った。そういった意味で旗手怜央は、日本代表が抱える問題を解決するための一手になるかもしれない。 昨年10月のUEFAチャンピオンズリーグでハムストリングを負傷した旗手は、約2ケ月に渡って戦線を離脱した。年明けのリーグ戦で復帰し、日本代表に合流している。 イラク代表戦では守田に代わって74分からプレー。後半アディショナルタイムにはコーナーキックから遠藤のゴールをアシストしている。ラストパスの質やパンチ力のあるシュートといった旗手の武器が、インドネシア代表戦ではカギになるかもしれない。
MF:久保建英(背番号20) 生年月日:2001年6月4日(22歳) 所属クラブ:レアル・ソシエダ(スペイン) 23/24リーグ戦成績:18試合6得点3アシスト 日本代表通算成績:31試合3得点7アシスト トップ下には、イラク代表戦に続いて久保建英が先発すると予想する。初戦でトップ下、第2戦で左サイドに入った南野拓実は21日の練習を欠席しており、90分プレーできるかどうかは分からない。厳しいマークを受けたイラク代表戦はなかなか周囲のサポートを受けられず、61分で交代しているが、インドネシア代表戦で雪辱を期す。 2023年は日本代表で7試合に出場し、2得点6アシストと多くのゴールに絡んだ。レアル・ソシエダでは今季リーグ戦で6得点3アシストを記録しており、クラブと代表では得点とアシストが逆転する現象が起きる。これについて久保は日本代表では「パスを出したら決めてくれる選手がいる。(ゴールは)クラブで取れているんで、代表ではそんなに欲張らなくてもいいかな」と話す。あくまでチームを勝利に導くプレーを最優先させるつもりのようだ。 2列目を含めた攻撃陣はイラク代表戦から顔ぶれが変わる可能性もあるが、組む相手によって最適なプレーを選択できる引き出しの多さを、インドネシア代表戦では発揮する必要がありそうだ。