XGはガールズグループのあり方を変えるのか。世界が注目する「圧倒的スキル」と「個性」
---------- 6月14日(金)放送の「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)の2時間スペシャルで、日本のテレビにおいて初歌唱することでも注目を集めている、日本発の7人組のガールズグループ「XG」。世界でも活躍するXGの魅力を、昨年、『Forbes JAPAN』で彼女たちと総括プロデューサーであるJAKOPS(SIMON JUNHO PARK)に取材した経験もあるジャーナリストの竹田ダニエルさんが伝える。 ---------- 【写真】XGのメンバーのビジュアルがスゴい! オフィシャルフォトを一挙公開 今世界で注目されているガールズグループ、XGをご存じだろうか。2017年から続いた育成期間を経て、2022年にXGALXからデビューしたこの7人組のこのグループは全員日本人のメンバーでありながら、韓国を拠点におき、英語のリリックで歌い、ラップをする。グループ名の由来である「Xtraordinary Girls」は「常識にとらわれない、新しい形の音楽やパフォーマンスを通じて、世界中のさまざまな境遇の人たちをエンパワーしていく」という意味が込められており、K-POPでもJ-POPでも洋楽でもない、X-POPという新たな音楽性のあり方を提示している。 今や世界ツアーを発表し、世界各国の音楽フェスに出演。「Forbes」「Billboard」「Vogue」「NYLON」など業界の垣根を超えた雑誌の表紙も飾っている。5月には大阪と東京で4公演のライブを成功させ、6月14日(金)にはミュージックステーションへの出演も控えており、日本国内での関心も爆発的に高まっている。 5月21日にリリースされた最新シングル「WOKE UP」は、ビルボードの “Japan Songs(国別チャート)”でアメリカ、ブラジル、南アフリカ、シンガポールの4カ国で首位を獲得し、グループにとっての新たな快挙として話題になった。さらに、同楽曲のミュージックビデオはアメリカのYouTubeの急上昇ランキングで1位になり、音楽性のみならず、ビジュアルコンテンツのクオリティの高さにも世界的に注目が集まっている。 次の3つの側面から、彼女たちの魅力を紹介したい。