最悪の無駄遣い…。レアル・マドリード歴代“不良債権”ワーストイレブン【SB】2億円すら高い…。史上稀に見る謎移籍
レアル・マドリードはこれまで豊富な資金力で多くのスター選手を獲得してきた。しかし、期待を裏切った選手も少なくない。今回は、21世紀以降でレアル・マドリードが獲得した選手で“不良債権”となった例をワーストイレブン形式でポジション別に紹介する。※移籍金などのデータは『transfermarkt』を参照。
SB:ジュリアン・フォベール(元フランス代表→マルティニーク代表) 生年月日:1983年8月1日 在籍期間:2009年冬~09年夏 移籍金:レンタル料150万ユーロ(約2.1億円) クラブ通算成績:2試合0得点0アシスト ジュリアン・フォベールは完全移籍でレアル・マドリードに加わったわけではない。それでも、150万ユーロ(約2.1億円)のレンタル料すら、無駄にしか見えない移籍だった。 フォベールは2008/09シーズンの途中にレンタルでウェストハムからやってきた。この取引には誰もが驚き、実際、その予想を覆すことはなかった。わざわざレンタルで獲得したにもかかわらず、約半分がベンチ外。メンバー入りした際にベンチに浅く腰掛けてピッチを眺める姿は、寝ているのではないかと“ネタ”にもされた。結局、ピッチに立ったのはわずか2回で、いずれも後半途中からの出場。レアル・マドリード史上トップレベルの「奇妙な移籍」として、今も語り継がれている。 結局、なぜレアル・マドリードがフォベールを迎えたのかは謎に包まれたままだが、150万ユーロのレンタル料が不要な出費だったことは明らかだ。
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