ズベレフ「ATPマスターズ1000」で通算28度目の8強、マイケル・チャンに並ぶ数字に<男子テニス>
BNLイタリア国際
男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は14日、シングルス4回戦が行われ、第3シードのA・ズベレフ(ドイツ)が世界ランク53位のN・ボルジェス(ポルトガル)を6-2, 7-5のストレートで破り「ATPマスターズ1000」で通算28度目のベスト8進出を果たした。この記録はM・チャン(アメリカ)に並び歴代10位タイとなっている。 【ズベレフ、チチパスらBNLイタリア国際組合せ】 2017年のBNLイタリア国際王者である27歳のズベレフは今大会、初戦の2回戦で世界ランク70位のA・ブキッチ(オーストラリア)を、3回戦では同54位のL・ダルデリ(イタリア)を下して16強入りを決めた。 この試合、ズベレフは9本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに82パーセントの高い確率でポイントを獲得。ボルジェスに1度ブレークを許したが、自身はそれを上回る4度のブレークに成功し、1時間26分で快勝した。 この結果によりズベレフは通算28度目の「ATPマスターズ1000」8強の舞台に進出。そのうち5度タイトルを獲得している。 歴代の「ATPマスターズ1000」通算ベスト8進出記録は以下の通り。 R・ナダル(スペイン):99 N・ジョコビッチ(セルビア):94 R・フェデラー(スイス):87 A・マレー(イギリス):51 T・ベルディヒ(チェコ):45 D・フェレール(スペイン):45 P・サンプラス(アメリカ):45 A・アガシ(アメリカ):44 A・ロディック(アメリカ):35 M・チャン:28 A・ズベレフ:28 ズベレフは準々決勝で第11シードのT・フリッツ(アメリカ)と対戦する。フリッツは4回戦で第8シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)をフルセットで下しての勝ち上がり。 同日には第6シードのS・チチパス(ギリシャ)、第7シードのH・フルカチュ(ポーランド)、第14シードのT・ポール(アメリカ)らが8強へ駒を進めている。