【30代のお悩み】結婚してない、仕事も普通、子どももいない。何者でもない自分にモヤモヤ…臨床心理士が解決
自分のあり方を考える上でサポートになること
(1) そこそこ良いところ、そこそこ楽しいことを明らかにする 紙に書き出してみてもいいし、スマホを活用するのでもなんでも良いのですが、自分の良いところ、やっていて楽しいこと・心地よいことを書き出してみてください。ここでポイントになるのが「そこそこ」のレベルで考えてみること。良いところや楽しいことって考えるとハードルが上がってしまいがちですが、「そこそこ」という言葉がつくだけで、浮かびやすくなってくると思います。 (2) これまでを振り返ってみる 自分を理解するために、時には一度立ち止まってこれまでを振り返ってみることも大切です。これまでの生きてきた中で、どんなことをしている時が充実していたか、楽しいと思える時の共通点は何かについて考えてみたり、反対に、モヤモヤした時にどのように乗り切ってきたのか、今回のモヤモヤとの違いや共通点はないか、といった視点で振り返りをしてみると、今後どのように過ごしていくかに役立つヒントがえられるかもしれません。
自分にとって良い選択をしていこう
SNSなど他人の生活を知るのが身近になっているからこそ、人と自分を比べてモヤモヤする機会も一度や二度ではありませんよね。そんな時代だからこそ、周囲の状況と境界線を設けて、「私はどうしたいのか」とか「私にとって良い選択は? 」など、【私】を主語にして問いかけていくことを習慣にする必要があるのかも。Hさんの中で大切にしたことが分かり、それに合った過ごし方をしていけると良いですね。応援しています!