【バレーボール】男子代表新監督にロラン・ティリ氏 日本協会が正式発表
日本バレーボール協会は25日、男子代表の新監督にロラン・ティリ氏が就任したと発表した。 今夏のパリ五輪で8強入りを果たした男子代表は、フィリップ・ブラン氏が退任。2028年ロサンゼルス五輪を見据える上で、川合俊一会長は「パリ五輪以上の成績」と「アンダーカテゴリーも含めた強化」の2点を軸に候補者を選考。かねて21年東京五輪でフランス代表を金メダルに導き、SVリーグ・大阪ブルテオンの監督を務めるティリ氏に一本化しており、川合会長は先月の取材で「担当者レベルで本人と話し合いはできている。細かい調整が済み次第発表できる」と交渉の進展状況を語っていた。 ティリ氏は協会を通じ「日本バレーボール協会のプロジェクトと野望に大きな責任を感じています。すべての人にとって大きな挑戦であり、簡単なことではありませんが、優秀で経験豊富な選手、スタッフ、マネージャーたちのサポートがあれば、明るい未来が待っています。私たちならできると信じています。日本代表チームの力、強さ、経験、その価値観や資質を信頼し、私ならではの価値、国際大会やオリンピックでの経験も取り入れていきたいと思います。新たな冒険の始まりが待ち遠しいです」となどとコメント。 川合会長は「日本の選手やチームの特徴、文化への深い理解が、日本代表の力をさらに引き上げてくれると期待しています。パリ2024オリンピックで成し遂げられなかったメダル獲得という目標に向かい、ともに進んでまいります」と共闘を誓った。
東スポWEB