工期を2031年12月までに延長…リニア「岐阜県駅」土木工事が大幅に遅れる見通し 当初の予定は25年3月まで
岐阜県中津川市で建設を進めているリニア中央新幹線の「岐阜県駅」の土木工事について、JR東海は12月23日、工事期間を当初の2025年3月から2031年12月へ延長することを明らかにしました。 【動画で見る】工期を2031年12月までに延長…リニア「岐阜県駅」土木工事が大幅に遅れる見通し 当初の予定は25年3月まで JR東海によりますと、2021年7月から中津川市で岐阜県駅の建設を進めていて、当初は土木工事を2025年3月までに終える予定でした。 しかし、用地の取得手続きに時間がかかり、線路を覆う防音防災フードの形を変更したことで、高架橋の基礎などの強化が必要になり、JR東海は23日、土木工事の期間を2031年12月まで大幅に延長することを明らかにしました。 リニアは当初2027年に開業予定でしたが、静岡工区の中断などで大幅に遅れていて、2034年以降となる見通しとなっています。