ジャンボ鶴田&谷津嘉章が持つ世界タッグ最多連続防衛記録に193cmの元大相撲タッグが並ぶ!
3日、後楽園ホールにて全日本プロレス『ニューイヤーウォーズ2025』が開催。メインイベントでは斉藤ジュン&斉藤レイの持つ世界タッグ王座に関本大介&鈴木秀樹が挑戦した。 全日本のヘビー級タッグ王座である世界タッグ王座は、昨年3月より双子の大相撲力士レスラー【SAITO BROTHERS】斉藤ジュン&斉藤レイが保持。体格に恵まれただけではなく、実力やビジュアル面も折り紙付き。 さらにお茶目なその性格も愛されており、地元・ミヤギテレビの『OH!バンデス』の1コーナーである『TAXIめし リターンズ』で兄弟揃ってレポーターを務めてお茶の間の人気者になるなどプロレス界をDOOMしつつある。 その2人が12月8日の後楽園ホール大会で世界最強タッグ決定リーグ戦2024に優勝。バックステージで「このベルトは誰とでもやってやる」と宣言すると、そこに現れたのは鈴木と関本。レイは「そのうちやってやるぜ」と先送りにしていたが、この日の後楽園ホールで防衛戦が決まった。
前日に全日本プロレス入団を発表しいきなり王座挑戦となった鈴木。ヘビー級の大迫力なぶつかりあいは互角の勝負となり、レイをジュンが背負っての300kg近い踏みつけ攻撃を鈴木に見舞えば、関本がジュンと鈴木をまとめて眉山で投げ捨て会場から大歓声。SAITO BROTHERSが斉藤いぎなりスマッシュの連携を出せば、関本がジュンにアルゼンチン・バックブリーカー&鈴木がレイに卍固めで捕らえる競演。一進一退の攻防となる中で、最後はレイの張り手と鈴木のナックルの打撃戦からレイがBBQボムで叩きつけて3カウントを奪った。 この結果により、第7代王者・ジャンボ鶴田&谷津嘉章が持つ最多連続防衛記録タイとなったSAITO BROTHERS。勝利の甘いものを食べようとしたジュンだったが、レイが「いいか?俺たち兄弟は歴史上最多の8回防衛まであと1勝に迫っている。俺たちがビールと甘いもので乾杯するのはそれを果たしてからでいいんじゃねーか?なあお客さん!」と煽り、ジュンは何度も「NO」と断ったものの、観客の声援に負けて次回防衛戦まで我慢することになった。 この日の第2試合で勝利した綾部蓮と本田竜輝は世界タッグ挑戦を表明しているもののメイン後には出てくることはなかった。第99代王者組であるSAITO BROTHERSを倒して記念すべき第100代王者組が誕生するか、SAITO BROTHERSが歴代最多連続防衛記録を更新するか、次の世界タッグ王座戦は目が離せない一戦となった。