JAPANNEXT、フルHD対応の15.6インチIPSパネル×2枚を備えたデュアルモバイル液晶ディスプレイを発売

　JAPANNEXTは、15.6インチのIPSパネル×2枚を搭載したデュアルモバイル液晶ディスプレイ「JN-DMD-IPS156F」を12月6日に発売した。公式オンラインショップでの価格は5万4980円。 ●最大3画面のマルチディスプレイ環境を構築 　JN-DMD-IPS156Fは、15.6インチのフルHD（解像度1920×1080）対応IPSパネル2枚を採用し、携帯性と機能性を兼ね備えることで、外出先など大きなディスプレイを置きにくい環境でも、USB Type-Cケーブル1本で簡単に最大3画面のマルチディスプレイ環境を構築できる。本体は、ノートPCのように折りたためるので、使用しない場合はコンパクトに収納しておける。 　それぞれのディスプレイで異なる内容の表示が可能な、最大3画面の拡張機能に対応しており、複数のアプリケーションやウィンドウを同時に表示できるため、作業効率を大幅に高められる。なお、画面拡張機能を利用するには、PCとのUSB Type-Cでの接続が必要で、HDMI接続の場合は2枚のディスプレイに同じ内容が表示される。また、macOSは画面拡張機能に対応していない。 　本体右側面の切り替えスイッチによって、解像度1920×1080の2枚のディスプレイを、解像度1920×2160（実質21.5インチ相当）の1枚の画面として使用するモードと、2画面別々のディスプレイとして使うモードを切り替えられる（このスイッチは、Windowsのディスプレイ設定で変更可能な「拡張」と「ミラーリング」の切り替えには非対応）。 　あわせて、3画面拡張やミラーリングの際に、上部の画面を反対側に回転させると、ジャイロセンサーによって自動的に表示が上下反転するオートフリップ機能を備えているので、どの角度でもスムーズに作業でき、プレゼンテーションや資料の閲覧がさらに快適になる。また、本体に収納可能な自立式キックスタンドを搭載し、縦向き・横向きどちらにも対応しているので、用途に応じて柔軟な使い方ができる。 　そのほか、フリッカー（ちらつき）フリーでブルーライト軽減モードも備えているので、目や身体への負担が軽減されるとともに、2W×2基のスピーカーを搭載し、75×75mmのVESA規格に対応している。 　インターフェースは、HDMI 1.4入力×1基、USB Type-C（映像入力対応）×1基、USB Type-C（給電用）×1基、オーディオ出力×1基。