井浦新、板谷由夏が「プレシャス・ウオッチ・アワード」で「時の人」賞 大河「光る君へ」で夫婦
俳優井浦新(50)と女優板谷由夏(49)が5日、都内の「プレシャス・ウオッチ・アワード2024」で「時の人」賞を受賞した。今年のNHK大河「光る君へ」で、井浦は藤原道隆役、板谷は高階貴子役で夫婦を演じた。 【写真】井浦新、板谷由夏の全身ショット 井浦は「今年50歳を迎えました。50歳になっても、このような“時の人”と言われるような賞をもらえるのは、日々生活を共にする家族やスタッフのおかげ。感謝をしたいと思います。節目の年にこのような賞をいただけるのは、本当に励みになりました。この賞に背中を押されながら、来年も励んでいきたいと思います」。 板谷は「まさか“時の人”だなんて。本当にうれしいです。仕事で、いろいろなトライができた年でした。来年50歳を前にして、人として女優として改めて考える1年になりました。こういう賞をもらえて背筋が伸びる思いです。勇気が持てました。来年も頑張ります。新君とも挑戦した大河ドラマもあったし、さまざまな出会いがあった年。ご縁にあふれた年でした」と話した。 井浦は「今まで感じたことないくらいアッという間に過ぎていった年。ただただ過ぎていかないように、エネルギーを使っていた年でした。今年はドラマが作品、映画が5作品。いつも台本を読んでいた年(笑い)。今が一番忙しいのかなという思いを、毎年更新させていただいている。今までで一番忙しいことを実感しています」と振り返った。 「光る君へ」で夫婦役を演じた2人だが、井浦は「絶対的な信頼感で、板谷由夏さんとだから、その場で夫婦の温度感とかを表現できた。板谷由美さんでよかったなと思う」。新が笛、板谷が琴を一緒に弾くシーンもあった。「2人とも息がピッタリあっていて、演出家から『弾きながら目を合わせてください』とまで言われました」。 板谷は「お芝居って、言葉に出さないキャッチボール。新君とは言葉にしないで会話ができる役者さん。なんの不安もなくできました。10年ぶりでしたが、何も変わらずにとてもいとしい時間でした。宝物になりました。また、一緒になりたい」と笑顔を見せた。 井浦は「来年も、今までで一番忙しい年を更新できるように頑張ります」。板谷は「10歳の息子をギュッとできる、この時間を大切にしたい」と話した。