巨人・門脇誠が語った坂本勇人の“凄さ” 今春、追い詰められた時に風呂で相談「楽になった」
BS日テレの巨人応援番組「さまぁ~ずスタジアム」が17日、「祝優勝!G戦士が名場面のウラ側を大告白SP」(後10:00)として放送され、巨人の門脇誠内野手(23)が船迫大雅投手(28)とともにゲストとして番組初出演。どうしてもマネできない坂本勇人内野手(36)の“凄さ”を語った。 【写真あり】88年黄金世代集結!坂本勇人、前田健太、斎藤佑樹氏ら豪華メンツにファン感激 2022年ドラフト4位入団の門脇。新人だった昨季はシーズン終盤に遊撃レギュラーとなり、坂本は慣れ親しんだ遊撃を離れて三塁へ回った。 今季は開幕から遊撃・門脇、三塁・坂本でスタート。ともに打撃面では苦しい時期もあったが、守備ではともに好プレー連発で何度もチームの危機を救って4年ぶりの優勝に貢献した。 坂本は三塁手としては自身初となるゴールデングラブ賞にも輝いたが、番組側から「チームの精神的支柱、坂本選手ってどんな存在ですか?」と聞かれた時だった。 門脇は「いやホント、今年ずっと相談させてもらいましたね」とし、「4月、5月ぐらい…。最初の時点で打てなくなり。守備もエラーが増えた時期に。ちょうど甲子園で一緒にお風呂に入るタイミングがあったんで。全部言いましたね、なんか。思ってること。“こういう時期ってあるんですか?”とか」と続けた。 すると、坂本は「いい時がずっとじゃないから」とアドバイスをくれたそうで「技術的なこともありましたけど、勇人さんに言えたことによってやっぱちょっと楽になりましたね」と心の支えにもなったという。 守備時における坂本の技術的な凄さについては「勇人さんはグローブに力が入ってないっていうのは見てて分かります」とした門脇。 「あの感じは自分もずっと求めてて。自分はどっちかっていうとガッと(グラブに力が)入っちゃって、はじいてエラーっていうのが多いんですけど。勇人さんは(グラブにボールが)吸い込まれるような捕り方をするんで。それを1年間、聞き続けました」と話した。 それでも、その坂本の捕球の仕方は「難しいですね。やっぱ、力、入っちゃいます」となかなか完全には習得できないのだという。 また、船迫は坂本について終始真面目な顔で「神様みたいな存在ですかね、やっぱり」とし、入団直後は「しゃべりにくかったですね。やっぱりゲームの中の人だったんで…」と、野球ゲームをする野球少年の目線から憧れを口にして結果的に笑いを誘っていた。