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株式会社ドリームプランニング（神奈川県横浜市中区）が運営するサイト「URUHOME」は、時事問題や社会情勢に関心がある男女500人を対象に、女性管理職についてのアンケート調査を実施しました。10月6日に公表されたプレスリリースをもとに結果を紹介します。 【グラフで詳しく見る】「企業イメージ向上」「女性の負担」意外な理由も

賛成とそれ以外が半々という結果に

アンケートではまず、「女性管理職登用に賛成か反対か」を質問。 結果は賛成が50.4％、反対が7.8％、「どちらとも言えない」が40.0％、その他が1.8％でした。 反対派は少ないものの、賛成する人とそうではない人がほぼ半々という結果になっています。

「男女のバランス重視」か「個々の能力重視」か

次に、それぞれ理由について一人一つで回答を集計。 賛成する理由で最も多かったのは「多様な視点が経営に反映される」で、全体の21.8％にあたる109人が回答しています。 「どちらとも言えない」の理由として最も多かったのは「性別よりも個々の能力次第」との回答で、全体の21.2％にあたる106人が回答しています。 次いで回答者の多い順で、賛成派の「男女平等が促進され働きやすくなる」（12.6％）、 どちらとも言えない派の「性別よりも能力を重視すべき」（11.2％）となっています。 賛成する派は、管理職の属性のバランスが経営や職場に良い影響を及ぼすと考える一方、「どちらとも言えない」派は「能力重視」であることが分かります。

「女性だから」には男女から不信や不満

反対派の理由として最も多かったのは「能力より性別ありきの登用に疑問」（4.4％）で、「能力が足りないのに無理やり女性を管理職に置いている企業が多く感じる（30代・男性）」、「無理に進めるのは男性の機会を奪う（30代・女性）」などの理由が挙げられていました。 また、「どちらとも言えない」派の中にも、「女性管理職登用の流れで、無理筋な人事があり、当人や部下にとっても最悪の環境となっていく場面を体感。女性だからではなく、職場に性別を持ち込まない成熟した社会になることが望まれる（50代・男性）」 といった意見がありました。 日本の女性管理職の比率は国際的にみて低いため、国が企業に対して公表義務を定めるなどし始めました。それにより多くの職場が積極的に女性を管理職に登用するようになり、視野の広がりや男女平等の観点から歓迎される一方、能力に関する不信や不安も生まれていることが分かります。