【県内初の実証実験】公道走行で一般市民が運転補助に 再発進ボタンを押すだけの簡単作業(静岡・松崎町)
Daiichi-TV(静岡第一テレビ)
県が推進している車の自動運転の開発で、6日、松崎町で、ある実証実験が行われました。自動運転車両の運転補助のため、プロではない一般の人が運転席に座る、という県内初の試みです。 県は自動運転の実用化を目指して、松崎町で公道上での自動運転の実証実験を2019年から行ってきました。これまでの実験では、町内の交通事業者が運転補助に入っていましたが、今回は、県内では初めてプロではない一般の方が運転補助に入りました。 (運転補助に入った端山智充さん) 「(補助作業は)横断歩道の手前でとか信号の手前でボタンを押すだけ。それ以上に、人を認識してブレーキを踏んでくれるとか、お利口な車だなと思った。」 (県 未来まちづくり室 増田慎一郎 室長) 「(今後)地元の方々に同乗してもらって、運営してもらう足掛かりとして、きょうは地元の方に座ってもらっている。」 県では、自動運転の精度をさらに上げて、交通空白地などでの本格運用を目指しています。